2012年5月8日火曜日

正しい日本語はどちらだと思いますか??

正しい日本語はどちらだと思いますか??

①Aに魔法をかける

②Aを魔法にかける



些細な事なのですが、

とても気になっています…



ぜひ、ご意見お聞かせください。







「に」は動詞の帰着点を指し、「を」は動詞の内容が及ぶ対象です。

この場合、操作する対象には「を」を使い、操作されたものが行きつく先には「に」を使います。

「Aを罠にかける」などの場合、罠自体は移動せず、Aを操作して罠に移動させるからこういう表現になります。

「Aに塩をかける」場合、手に持って操作するのは塩であり、A自体を操作しないからこういう表現になります。



さて、質問の例文の場合、Aに向かって呪文などを唱える場合は①です。魔法のほうを操作してAを操作はしていないからです。

そうではなく、Aを魔法の世界につれていくような場合は①です。

もっと分かりにくいのは「催眠術をかける」「催眠術にかける」です。

催眠術は術を操作しているのか対象となる人を操作しているのかの区別がないから、どちらでもよいことになります。








普通は「魔法をかける」と言い、「魔法にかける」とは言わないでしょう。

「ペテンにかける」とは言いますが。







どちらも正しいですよ。

1は「A」に重点があって2は「魔法」にある、というだけの違いでしょう。

つまり「Aにどうする→魔法をかけるんだ」という意識なら1のように言うのがよいと思いますし、

「誰に魔法をかけるんだ→Aにかけるんだ」という意識なら2のほうがふさわしいと思いますが、

どちらかが正しくて、どちらかがまちがっているというものではありません。



また「魔法をかける」「魔法にかける」いずれの表現もまちがっていません。

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