2012年4月28日土曜日

羽生名人の「決断力」という本にある記載について

羽生名人の「決断力」という本にある記載について

大山十五世が無くなる2年前、

必敗の将棋を粘って「催眠術のようなもの」を使って逆転した。

という話が書かれていました。



この対局の詳細を教えてください。

(実際の話(?)なんですよね?)







>大山十五世が無くなる2年前

亡くなる2年前というと

平成2年度ですね。

この年の大山十五世名人は

第49期A級順位戦で

5連敗スタートで降級確実と言われたところから

4連勝で残留しています。

http://www.ne.jp/asahi/yaston/shogi/juni/juni49.htm

常々、大山十五世名人は

A級を陥落したら、引退を公言していました。

羽生名人の「決断力」という本は

ゴーストライターが書いており

羽生さんが「催眠術のようなもの」に引っかかったわけではないので

多分青野照市九段との将棋だと思います。

河口俊彦氏なども書いていますが

凄い逆転劇でした。

棋譜は

http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=4099&...

ここ(203手目)で、連続王手の千日手模様

になりますが

青野九段は時間稼ぎのつもりで王手をしましたが

勝ち筋である△7八歩成を指すためには

同一局面が4回になり反則負けになるため

逆転しました。

201手目の▲6九銀はただ受けるだけの手で

プロ的には一番指しにくい手ですが

相手は必ず間違えると信じている

人間蔑視の哲学が出ていると

前述の河口氏は著しています。

実際に催眠術を使っているというわけではなく、

プロの対局は朝10時から始まり、

順位戦では深夜1時過ぎに終わります。

密室で長い時間指していると、対局相手が間違えると信じて

ずっと指していると空気伝播というか念力というべきか

魅入られたかのように間違えてしまうことが

数多くあったたため、「催眠術を使っているのではないか」

という表現が控え室などで言われたのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿